ジェラルド・チャールズ「マスターリンク ジェムセット・ストーンダイヤル」発表~3種の天然石を文字盤に採用
From : Others (その他)Gerald Charlesが、マスターリンク ジェムセット・ストーンダイヤルを発表
Gerald Charles(ジェラルド・チャールズ)が3種の天然石を文字盤に用いたマスターリンク ジェムセット・ストーンダイヤルを新作として発表しました。
左より:ブルー・スペクトロライト ダイヤル、ブラック・アイアンアイ ダイヤル、グリーン・アベンチュリン ダイヤル
Gerald Charles(ジェラルド・チャールズ)は、メゾンを象徴するアシンメトリーケースに、天然石がもつありのままの美しさを宿した限定3モデル「Masterlink Gem Set Stone Dial(マスターリンク ジェムセット・ストーンダイヤル)」を発表します。ホワイトゴールドのベゼルには、バゲットカットのブルー/レッドサファイア、またはツァボライト計60石をセッティング。各ダイヤルを取り囲み、内側のストーンと響き合う華やかなフレームを描きます。

ダイヤルに選ばれた鉱物は、見た目の個性はもちろん、身に着けられる芸術へと仕立て上げること自体が極めて難しい素材であることも理由のひとつです。

ジェラルド・チャールズのコレクションにおいて、ストーンダイヤルは目新しい存在ではありません。
ジェラルド・チャールズ・ジェンタは実験への尽きない情熱で知られ、その精神をこれほど体現する素材も多くはありません。天然石は、予測不能で、色彩に満ち、生きているかのようで、完全に思いどおりにはならない。マスターリンク ストーンダイヤルはその伝統を受け継ぎ、創業者の「意外性」への愛と、現代の技術がもたらす精緻さを重ね合わせます。

妥協を許さないフォルム
マスターリンクの個性は、左右非対称という造形に宿ります。なかでも6時位置に刻まれた象徴的な「スマイル」が、その魅力を最も端的に物語ります。一般的なラウンドダイヤルなら、石材のブランクは直径に合わせて切り出せば済みます。ところがマスターリンクでは、同じ彫刻的なカーブに沿うよう石を成形しなければならず、視線が集まるその一点で欠点を隠す余地はありません。

石は型紙どおりに“ しなる” 素材ではないのです。硬く、予測のつかない素材を、寛容な円ではなく不規則なシルエットへと切り出すことは、あらゆる工程で破損のリスクを増幅させます。そして求められる精度は、手仕事のクラフツマンシップでしか到達できません。

24時間、ひとつのダイヤル
マスターリンクのストーンダイヤルの背後には、技術と同じだけ忍耐を試される工程があります。始まりは手探りです。最初のカットを入れるまで、石の内側に隠れた正確な色味は誰にも分かりません。各ブロックは5mm厚にスライスされ、色調や内包物、そして追い込む価値のある領域が姿を現します。生まれつき均一性を持たない素材の中から、揃いを探し当てる作業なのです。そこから石材は非対称のフォルムに切り出され、手作業で厚さ1mmまで磨き込まれます。

さらに繊細な0.55mmへ――クレジットカードより薄く、同じくらい簡単に割れてしまう薄さです。しかも作業を楽にする直線のない形状。数字が物語るとおり、文字盤50枚の生産に対し、工程を生き残れる見込みとして150枚を選別します。研磨段階だけでも約10枚に1枚が失われます。さらに加工工程では、文字盤・真鍮ベース・アプリークを成形し、石を最終シルエットへ研削するだけで、損失は最大65%に達します。
生き残った一枚一枚は検品され、傷ひとつ付けないよう細心の注意で手作業にて組み上げられ、最後にジェラルド・チャールズのロゴで仕上げられます。原石から完成文字盤へ24時間を超える工程を、1点ずつ繰り返し、最後の最後まで成功が約束されないまま続けられるのです。
アベンチュリン ‒ ブラジル
石英を多く含む岩石が地殻の深部で圧縮と加熱を受け、長い地質学的な時間をかけて生まれたアベンチュリン。その輝きの源は、緻密で安定した組織の中に無数の微細な鉱物が内包されていることにあります。

グリーン・アベンチュリン ダイヤル
その緻密さゆえ、加工は一筋縄ではいきません。石を割らずにきらめきを残すには、繊細なコントロールが不可欠。
スペクトロライト ‒ フィンランド
ラブラドライトの希少な一種であるスペクトロライトは、マグマがゆっくり冷えて固まることで、太古の火成岩の中に生まれます。鮮やかな青や緑、金、紫の輝きは色素によるものではなく、光を屈折させる極めて微細な内部層が織りなすものです。それは「ラブラドレッセンス」と呼ばれる現象です。

ブルー・スペクトロライト ダイヤル
文字盤のカットは角度が命であり、向きをほんのわずかでもずらせば、色の魅力は消えてしまいます。ぴたりと決まれば、手首を返すたびに文字盤が息づきます。
アイアンアイ ‒ 南アフリカ
アイアンアイは、鉄分とシリカを豊富に含む堆積層が約25億年という時間をかけて圧縮・再結晶し、ヘマタイト、ジャスパー、タイガーアイが縞となって重なり合う構造を生み出したものです。その硬さと複雑な組成により、クリーンに仕上げるのが最も難しい石のひとつであり、たった一枚の文字盤の表面に、3つの異なる鉱物密度が現れることさえあります。生まれるのは、目を奪うほど印象的で、同じものはない鉱物の断面です。文字盤は、二つとして同じものはありません。

ブラック・アイアンアイ ダイヤル
それぞれの石が持つ自然な濃淡や光の反射、わずかな不均一さまでをそのまま残し—唯一無二の個性と、何百万年、時に何十億年という歳月が刻んだ地質の物語を宿しています。
3種の文字盤はいずれも10本限定で展開し、世界合計30本のタイムピースとなります。
【仕様】
マスターリンク ジェムセット・ストーンダイヤル モデル
価格:20,900,000円(税込/予価)
限定生産:各10本
品番:ML1.0-SSPS-WG31-45SB-SBCL
ブルー・スペクトロライト ダイヤル

品番:ML1.0-SSPS-WG32-46OF-SBCL
ブラック・アイアンアイ ダイヤル

品番:ML1.0-SSPS-WG43-47TS-SBCL
グリーン・アベンチュリン ダイヤル

ケース: 医療用グレード ステンレススチール
・ポリッシュ&サテンブラッシュ仕上げ
・31部品
・ベゼル:ホワイトゴールド製ベゼル(ブルーサファイア/レッドサファイア/ツァボライトのバゲットカット 計60 石)
・ケースサイズ:外径 38mm x 38mm/厚 7.99mm
・クル・ド・パリ仕上げのねじ込み式リューズ
・ケースバック: オープン仕様、フラット形状。ヘアライン仕上げのスチールとサファイアクリスタル
・防水性: 10気圧/100 m
ムーブメント:Ref. GCA1000 (自社製 自動巻きムーブメント・超薄型)
・オフセット・マイクロローター搭載
・仕上げ: ブリッジにスネイル装飾、ジュネーブ・ストライプ、サーキュラーグレイン仕上げ
・機能: 時・分のセンター表示
・厚さ: 2.67mm
・189個の総部品数
・29石のルビー
・振動数: 3Hz
・インカブロック® 耐震装置、ハック機能(秒針停止)、一方向巻き上げローター
・パワーリザーブ: 50時間
・クリスタル: 内外両面に多層反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル
ダイアル: 3種のストーンダイヤル
・アベンチュリン
・スペクトロライト
・アイアンアイ
ストラップ: 自社で独自開発。ジェラルド・チャールズによる専用デザイン
・316Lステンレススチール(医療グレード)
・3サイズ:157 mm(スモール)、205 mm(ミディアム)、222 mm(ラージ)
・微調整用マイクロリンクを用意 ポリッシュ&サテンブラッシュ仕上げ
・六角プレート付きフォールディングクラスプ。「GC」を刻印
保証: 2年間(「スマートワランティ」システム登録により最長5年間まで延長可能)
【お問い合わせ】
Mugino & Co.株式会社/オフィス麦野
Email:info@officemugino.com
Tel:03-5422-8087
公式サイト:https://geraldcharles.jp/
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