ビアンシェの日本取り扱いに、ローマン・ゴティエ、ローラン・フェリエ、ライネといったブランドの日本代理店である SwissPrimeBrands社が決定
By : KITAMURA(a-ls)ローマン・ゴティエ、ローラン・フェリエ、ライネといったブランドの日本代理店である SwissPrimeBrands株式会社が、2026年よりスイスの独立時計ブランド「Bianchet/ビアンシェ」の日本正規代理店として取扱いをスタートする。
いま挙げた3ブランドの、日本での成功および知名度の浸透の様子を見ても、 SwissPrimeBrands社が非常に目利きのエージェントであることは知る人ぞ知るところだが、彼らが新たな取り扱いブランドとして「ビアンシェ」を選んだというのは、少なからず(これは良い意味で)意外であった。
正直、日本での「ビアンシェ」知名度はいまひとつかもしれないが、実はWatches & Wonders にも正式出展している実力ブランドである。昨年まで日本では「ビアンシェ・ジャパン」という組織が代理店業務も行っていたようだが、当WATCH MEDIA ONLINEサイト10年の歴史で一度しか記事掲載がないというコミュニケーション・レベルだったので、まずは、SwissPrimeBrands社のプレスリリースから、「ビアンシェ」というブランドを紐解いていこう。
ビアンシェは、黄金比を設計の礎とした精緻な構造のトゥールビヨンと超軽量ケースを融合させたタイムピースで知られる、スイスの独立系高級時計ブランドです。
複雑機構を追求するメゾンが数多く存在する中、ビアンシェが挑んだのは機械式時計の物理的な限界でした。

ウルトラフィーノ・トノー(左)ウルトラフィーノ・ロトンド(右)
2017年、ロドルフォ&エマニュエル・フェスタ・ビアンシェが創業したスイスの独立系時計メーカー「ビアンシェ」は時計製造において最も高度な複雑時計のひとつ、トゥールビヨンウォッチだけを追求しています。

ラウンドケースの「ウルトラフィーノ・ロトンド」は、Watches & Wonders Geneva 2026発表の新作。
黄金比1.618とフィボナッチ数列を巧みに取り入れた構造設計をベースに、これまでのトゥールビヨンでは成し遂げるのが困難だった、均衡美と高性能を両立した時計を生み出しました。ブランドのコレクション「ウルトラフィーノ」はその名前が意味するように超薄型で、自動巻きキャリバーによって駆動し、5000Gの衝撃に耐える他に類を見ないトゥールビヨンウォッチです。

黄金比1.618による設計
ビアンシェの高性能を支える均衡美の背景にはひとつのデザイン哲学があります。「フォルムがすべてを導き、機能がそれに応える」。何世紀にもわたって芸術や建築における数々の傑作の設計の礎となった黄金比「1.618」は絵画や彫刻、建築設計から銀河の渦、貝殻の構造、さらには交響曲の構成にも見出されることから普遍的な意義を物語り、人が本能的に心地よさを感じる調和を生み出します。

黄金比1.618を使ったムーブメントの構造設計

ビアンシェは、ケース、ムーブメント、ブリッジ、ローターに至るまで、すべての設計にこの黄金比、そしてフィボナッチ数列を用いています。始めから均衡のとれた構造設計をすることによって、美しさを生み出すだけでなく同時に高性能も実現するのです。
重力に抗い、極限まで
トゥールビヨンの目的は、姿勢差によって重力が機械式時計の脱進機にもたらす誤差を平均化すること、その結果、安定した高精度を実現します。ビアンシェはこの200年以上前の素晴らしい発明を、現代が求める極限へと進化させました。トゥールビヨンを「極限まで薄く」そして「自動巻きによって駆動」させること。薄型ケース内の限られたスペースに、一定の厚さを要するローターと回転するトゥールビヨンキャリッジをおさめることは最も困難な挑戦でした。さらにビアンシェが挑んだのが、この繊細な機構を現実の使用に耐えられるようにすること、「5000Gの耐衝撃性」を確保することでした。こうして誕生したトゥールビヨンウォッチは、ショーケースの中ではなく、活動する手首の上でこそ性能を発揮します。限界を受け入れずに、エンジニアリングの挑戦です。

ケース厚はわずか8.9mm、搭載ムーブメントも自動巻きローターを含む厚さは3.85mm
エンジニアリングの限界への挑戦
◆素材を極める |
性能は素材から始まります。ビアンシェは最先端素材を駆使して時計を製造しています。微細なチタンダストを融合した独自開発の高密度カーボン、グレード5チタン、軽量なクォーツファイバーコンポジット、そしてサファイアクリスタルなど。これらの選択は決して斬新さを狙ったのではなく、軽量、強度を持ち、他が成し得ない過酷な環境でも生き延びるトゥールビヨンのためです。

高密度カーボン製ケースとブレスレット
◆魂を込めた仕上げ |
技術で機械を作るだけでは、ビアンシェの時計は誕生しません。ビアンシェとなるためには、スイス伝統の緻密な手作業が必要です。すべてのムーブメントは手作業で仕上げられます。ブリッジの面取り(アングラージュ)を含む、機械では決してできない精緻な手仕上げを施したビアンシェの時計の多くは、オープンワーク仕上げによって内部の構造がすべて露わになっています。まさに最先端のエンジニアリングと伝統的な職人技との対話を垣間見ることができるのです。

手作業による面取り仕上げ(アングラージュ)
◆一流アスリートの手首で試される高性能 |
ビアンシェは工房の中だけで時計をテストすることはありません。過酷な環境で戦う者たちの手首の上でテストします。テニスでは2026年全仏オープン準優勝のフラヴィオ・コボリはトーナメントを通して、そしてファイナルのセンターコートでビアンシェを着用して戦いました。

テニスプレーヤー/フラヴィオ・コボリ
モータースポーツでは、F1ドライバーのエステバン・オコンがブランドパートナーとして戦っています。ビアンシェはショーケースの中ではなく、世界最高レベルの舞台で戦う現場でその性能を証明しています。

F1レーサー/エステバン・オコン
ファミリービジネス
ビアンシェはひとつの家族です。イタリア出身のロドルフォはフィンテック業界で成功をおさめた起業家であり、若い頃から時計への情熱を持つコレクターでもありました。その情熱から自分の時計ブランドを創業するという夢の実現のために事業を売却しました。一方、フランスに生まれたエマニュエルは音楽と絵画への情熱を追うジャーナリストとして、時計製造という冒険へ家族と挑むことにしました。今ではそれぞれの役割を担う3人の息子とともに、ファミリーでブランドの発展に取り組んでいます。

2026年夏から本格ローンチ
創業者ファミリーの情熱、独自の哲学を込めたトゥールビヨンウォッチが2026年の夏から日本国内でも手に取ってご覧いただくことができます。Watches & Wonders Geneva 2026で発表された新作「ウルトラフィーノ・ロトンド」や「ウルトラフィーノ・トノー」は、最先端素材カーボン製の薄型ケースに、伝統的な複雑機構トゥールビヨンムーブメントを収め、まさに、スイスの精密な技術にイタリアやフランスの美意識を融合した時計です。

トゥールビヨンに特化するなど、かなり高級・高額のブランドではあるが、これからの展開がなかなか愉しみな存在ではある。今後の詳細について、是非SwissPrimeBrands株式会社のアクションにご注目を!
※ブランド、製品、正規取扱店について詳しくは下記にお問い合わせください。
【お問い合わせ】
ビアンシェ日本総代理店
SwissPrimeBrands株式会社(スイスプライムブランズ)
〒104-0045東京都中央区築地2-15-19 ミレニアム築地ビル8F
TEL:03-6226-4650
http://swissprimebrands.com/
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