ユリス・ナルダンより、史上最も複雑なタイムオンリー ウォッチ「[SUPER] FREAK」誕生~ 180年にわたる伝統と25年間の研究開発の結晶

 From : ULYSSE NARDIN (ユリス・ナルダン )



「[SUPER] FREAK 」・史上最も複雑なタイムオンリーウォッチ~180年にわたる伝統と25年間の研究開発の結晶

ユリス・ナルダンは、異なる考え方を尊重し、可能性の限界に挑戦してこそ進化があると信じています。1846年の創業以来、メゾンは先駆的な技術と比類なきクラフトマンシップを通じて、時計製造の進化を続けてきました。
2026年、ユリス・ナルダンは180年の伝統と、現代時計製造を再定義したアイコン「フリーク」の誕生25周年を記念し、「スーパーフリーク」を発表します。これは180年の伝統と25年にわたる研究開発の結晶です。


[01]
プロローグ
フリークの起源
今から180年前の1846年、ル・ロックルで創業したユリス・ナルダンは、ただひとつの情熱、すなわち精度の追求のもと始まりました。早くも1862年には、機械式クロノメーター技術においてロンドンで初の金メダルを獲得。これを皮切りに18の国際的な栄誉に輝き、その後4,300を超えるクロノメーター賞を受賞し、史上最も多くの栄誉を受けた時計ブランドとなりました。この絶え間ない精度への追求が、ユリス・ナルダンを1世紀以上にわたり航海計器のリーダーへと導きました。当時の機械式GPSともいえる、世界で最も信頼性の高いマリンクロノメーターを生み出し、世界中の海軍、探検家、科学者から信頼を勝ち得たのです。

しかし、歴史は平坦に進むものではありません。1970年代、クォーツ危機が時計業界を一変させました。マリンクロノメーターはGPS衛星に、機械式時計はデジタル機器に取って代わられました。多くの由緒あるメゾンが姿を消し、時には数十年後に復活することもありました。ユリス・ナルダンは前進を続け、1983年、五代にわたる家族経営の後、ロルフ・シュナイダーによるブランド買収という新たな転機を迎えました。
当時の市場動向に逆らう形で、ロルフは革新的な決断を下しました。それは革新性、高度な複雑機構、そして職人技に注力するという選択でした。この決断は、マニュファクチュールにとって、そしてスイス時計業界全体にとって、大胆な新章の幕開けとなりました。

ロルフ・シュナイダーは決して無難な決断をする人物ではありませんでした。まさにその直感が、ユリス・ナルダンのビジョンを形作りました。彼は最初に抱いた時計への情熱を、何よりもチャイム時計の製作に注ぎました。
ユリス・ナルダンの物語を語るうえで、ルードヴィヒ・エクスリン博士の存在は欠かせません。1983年、ルツェルンにて友人であり時計職人の巨匠でもあるイェルク・シュペーリングを訪ねたロルフ・シュナイダーは、14万4000年に1日の誤差という驚異的な精度を誇るアストロラーベ時計と出会いました。その驚異的な作品は、当時まだシュペーリング工房の見習いだった若き天才、ルートヴィヒ・エクスリンが手がけたものでした。ルートヴィヒの知性と作品に深く感銘を受けたロルフは、手首に装着できるアストロラーベの製作を依頼しました。ルートヴィヒはこの挑戦を引き受け、こうしてルートヴィヒ・エクスリンとユリス・ナルダンの共同製作が幕を開けたのです。

1985年、ルートヴィヒは21の天文表示を備えた腕時計「アストロラビウム・ガリレオガリレイ」を発明し、後に世界初のアストロラーベ腕時計としてギネス世界記録に認定されました。
ユリス・ナルダンとの共同開発を進める中、ルートヴィヒはアブラアン-ルイ・ブレゲが最初に考案した、より高い効率性と安定性を約束するアイディアに着想を得て、根本的に新しい脱進機の開発に着手しました。しかし、ロルフはこのプロジェクトを一時保留にすることを決断しました。なぜなら、この脱進機にはそれにふさわしい時計とコンセプトが必要だと考えたからです。

そして、その時計は期せずして現れました。1997年、ユリス・ナルダンの若き時計職人キャロル・フォレスティエ-カザピは、フィリップ・デュフォーやジョージ・ダニエルズといった伝説的な人物たちとしのぎを削り、ブレゲ創立250周年を記念するコンペティションで優勝を果たしたばかりでした。彼女の作品はそれまでに見たことのない新しいものでした。針が回転するだけでなく、ムーブメント全体が回転する仕組みでした。しかも、リューズは存在せず、時間調整と巻き上げはベゼルによって行われるものでした。まさに画期的 ―しかしパワーリザーブが約10時間に限られるという課題がありました。
ルートヴィヒはキャロルのプロトタイプを研究し、主ゼンマイを時計の中心部に配置し直しました。この大胆な変更により、ケースの直径全体に2メートルの主ゼンマイを収納することが可能となり、パワーリザーブは驚異の7日間へと向上しました。
ルートヴィヒは回転というコンセプトをさらに推し進め、真の意味を持たせたいと考えました。入念な計算と研究を経て、彼は画期的なアイディアを導き出しました。ムーブメントは回転するだけでなく、時刻も表示するというものです。12時間ごとに1回転する香箱が時表示となり、1時間ごとに1回転するムーブメント自体が分表示となります。この全く新しい構造により、遊星歯車機構の導入も可能となりました。大きな減速比は、フリークのカルーセル式回転ムーブメントがスムーズに動作し、正確な計時を維持するうえで極めて重要でした。

最後の課題として、摩擦をなくすために設計されたルートヴィヒのデュアルエスケープメントには、通常の倍である2つのガンギ車を必要とするため、効率維持のために極限の軽量化が求められたのです。従来の金属では重すぎるため、ユリス・ナルダンの元インダストリアル・ディレクター、ピエール・ギガックスは、ル・ロックルの技術者や科学者たちに画期的なアイディアを提案しました。それがシリコン技術です。クォーツ危機の際に機械式時計製造をほぼ終焉に追い込んだその素材こそが、今や未来を再定義することになったのです。徹底的な研究と、滑らかさと硬度の両方を高める酸化プロセスの開発を経て、解決策が見出されました。

そしてついに、2001年3月、「フリーク」が誕生しました。意外性のあるその名前は、意図的に選ばれたものです。「フリーク」とは元々、ルートヴィヒが挑発的なプロジェクト、すなわちあらゆるルールを打ち破るこの時計に対して内部で用いていたコードネームでした。これほど特異な創造物にふさわしい名は他にありません。「フリーク」には、他の名前など必要なかったのです。

2001年バーゼルワールドにおけるフリークの発表は、時計そのものと同じくらい型破りなものでした。あらゆる慣例を打ち破り、ユリス・ナルダンはフェアの公式開幕前日に公式プログラム以外の場でフリークを発表しました。当時では考えられないことです。メゾンは意図的に型破りなパフォーマンスを行うため、地下の会場に世界各国の報道陣を集めました。
会場では、バーゼルカーニバルに敬意を表す7人組のパレードがステージへと向かって進み、それぞれが奇抜かつ意外性のある仮面を被っていました。先頭には、アジア風のチュニックを身にまとい、自身の顔とルートヴィヒ・エクスリンの顔を併せ持つ二重の仮面を付けたロルフ・シュナイダーが立っていました。その頭上には、ルートヴィヒのアイディアである「デュアル エスケープメント」を象徴するランタンが掲げられています。
ルードヴィヒ・エクスリンのマスクを付けた6人の人物があとに続き、フリークの背後にはエクスリン自身も含む7人のシルエットが集まっていました。ステージに到着すると、ロルフはファンファーレを指揮して式典を開幕させ、バーゼルワールド初日を締めくくる伝統的なパレードを彷彿とさせました。
フリークな見世物であり、マニフェストであり、時計製造が二度と以前と同じではなくなるという宣言でした。
あの瞬間を経験された方々は、今もノスタルジーと共に思い出すことでしょう。現在のようなバイラルデジタルコンテンツが存在するはるか以前、2001年にユリス・ナルダンはあらゆるコードを打ち破る大胆な行動に踏み切りました。フリークの発表はまさに当時のバイラルモーメントとなり、その物語は瞬く間に、スイスから中国へ、アメリカからロシアへと広がりました。
今日、私たちは現代時計製造の進路を永久に変えたあの決定的な瞬間に敬意を表します。
新しい「スーパーフリーク」で、ユリス・ナルダンは以下の3つによって体現される機械式時計の傑作を発表します。

ハイ・ホロロジー、ハイ・テクノロジー、ハイ・クラフトマンシップ。スーパーフリーク
ユリス・ナルダンは、異なる考え方を尊重し、可能性の限界に挑戦してこそ進化があると信じています。1846年の創業以来、メゾンは先駆的な技術と比類なきクラフトマンシップを通じて、時計製造の進化を続けてきました。

2026年、ユリス・ナルダンは180年の伝統と、現代時計製造を再定義したアイコン「フリーク」の誕生25周年を記念し、「スーパーフリーク」を発表します。これは180年の伝統と25年にわたる研究開発の結晶です。

[ハイライト]
●フリークコレクションの最高峰「スーパーフリーク」。
●史上最も複雑な時間表示のみの時計。
●4年の歳月をかけて製作。
●世界初の自動巻きダブルトゥールビヨンとカルーセル機構。
●特許取得のグラインダー®自動巻きシステムは業界最高効率を実現。
●フリークにセコンド表示を導入。
●2001年以来フリークに導入されてきた35の特許技術を基に構築。
●「スーパーフリーク」のために新規出願された特許(ジンバルシステム)を含む8つの特許技術を一体化。
●世界最小のジンバルシステム(特許取得)。
●世界最小の垂直ディファレンシャル。
●自社開発のシリコンおよびDIAMonSIL技術(特許取得)により、比類のない性能と耐久性を実現。
●ムーブメントの97%以上が可動式。
●ムーブメントの70%以上が手作業による仕上げ。
●合計511個の部品で構成され、すべて一人の熟練時計職人による組み立て。
●60時間に及ぶ手作業による組み立て。
●50本のリミテッドエディション。


[02]
ハイ・ホロロジー
最も複雑なタイムオンリーウォッチ
過去25年にわたり、フリークはあらゆる表現を探求し、限界を押し広げてきました。スーパーフリークにおいて、メゾンはこれまで培ってきた専門技術を結集し、全く新しいものを創り出しました。180年にわたる伝統、革新、クラフトマンシップによって形作られた、大胆な再解釈です。

スーパーフリークの中心には、全く新しい自社製キャリバー「UN-252」が鼓動しています。この機械式パワーハウスは、511もの部品で構成されています。技術的傑作の実現には、4年間に及ぶ集中的な開発期間を要しました。フリークシリーズの至高の集大成として構想された本モデルは、コレクションを象徴するメカニズムと特許取得の発明を結集し、ダブルトゥールビヨンとセコンド表示の導入など、かつてない複雑機構を実現しています。これは新たな特許技術であるジンバルシステムによって実現しました。



ミニッツブリッジは、327の部品で構成され、2つのチタン製フライングトゥールビヨンを備えています。それぞれは10度傾斜し、反対方向に回転し、60秒ごとに1回転します。
「フライング」と呼ばれるのは、ケージが基部のみに固定され、上部にブリッジが存在しないため、浮いているような印象を与えるからです。極めて複雑な機構にもかかわらず、ミニッツブリッジの重さはわずか3.5グラムであり、フリークSのブリッジよりも30%軽量化されています。

2つのトゥールビヨンを駆動するには、従来の表示機構よりもはるかに多くのエネルギーを必要とします。この課題に対処するには並外れた効率性が求められますが、これはユリス・ナルダンの特許取得済みのグラインダー®システムによってのみ可能となり、史上最も効率的な自動巻きシステムである理由を改めて証明しています。



機械的な高密度機構を収めるため、ユリス・ナルダンは新たに44mmホワイトゴールドケースを開発しました。フリークSの45mmケースよりもコンパクトでありながら、人間工学に基づいた理想的な装着感を実現しています。ホワイトゴールド製のベゼルロック機構(ロッカー)も再設計され、より小型ですっきりと洗練されたデザインとなりました。

真のハイ・ホロロジーの驚異であるスーパーフリークは、極めて高度な開発プロセスを経て生まれた、複雑で生き生きとした構造を提示します。7層構造が印象的な奥行きを生み出し、ムーブメントの97.46%が動き続けます(511個の部品のうち固定されているのはわずか13個のみ)。2つのトゥールビヨンはそれぞれ60秒ごとに1回転し、フライングカルーセルは1時間ごとに1回転します。時刻設定はベゼルで行い、ムーブメントの巻き上げはケースバックで行います。これらが計時におけるフリークの型破りなアプローチの特徴です。

「ムーブメント開発の観点では、セコンド表示の導入に要する効率的なエネルギー伝達を確立することが大きな課題の一つでした。同時に、視覚的に印象的な時計を作りたいという私たちの野心は、さらなる複雑さを加えました。機械的な性能と強い美的意識のバランスを取りながら、ブリッジを傾斜面上に設計する必要があったのです」。
ユリス・ナルダンのラ・ショー=ド=フォンにてスーパーフリークのムーブメント開発を担う、ルーカス・クレーはこう説明します。
こうしてスーパーフリークは歴史的マイルストーンを刻みます。
世界初の自動巻きダブルトゥールビヨンであり、時計製造において前例のない構造です。


[03]
ハイ・テクノロジー
機械的インテリジェンスの集大成
▼ディファレンシャル:世界最小
スーパーフリークは、わずか5ミリという世界最小のディファレンシャル機構を搭載しています。ミクロン単位の精度で製造された8個のセラミックボールベアリングを含む69個の部品で構成されるこの超小型機構は、時計の性能において極めて重要な役割を果たします。

2つの傾斜したトゥールビヨンの速度を平均化すると同時に、新たに特許を取得したジンバル機構へエネルギーを伝達します。この機構がなければ、調速機構間の差異により時計は進んだり遅れたりしてしまいます。両機構の動作を同期させ、エネルギー分配を調整することで、精度・安定性・信頼性を保証しています。



ユリス・ナルダンが2022年に「フリークS」で時計業界に初めて導入した垂直デファレンシャルと比較すると、デファレンシャルの軸の向きが逆に設計されています。フリークSが下降軸を採用していたのに対し、スーパーフリークは上昇軸を採用しています。この構造上の選択により、ムーブメントが視覚的に開かれ、真のメカニカルショーが展開されます。

▼ジンバル:世界最小
ディファレンシャルとセコンド表示がオフセンター軸上に配置されているため、ユリス・ナルダンはこれらの機構間での完璧なエネルギー伝達を可能にしようと、ジンバル機構を開発し特許を取得しました。デファレンシャルから動力を受け取ったジンバルは、それをシリンダー型セコンド表示へ伝達し、その正確な動作を可能にします。11の部品で構成されるジンバル機構はわずか4.8mmであり、2本の伝達軸の全長は12mmに及びます。

歴史的に、ジンバルは船舶の海上コンパスを安定させ、航海計器の水平位置を維持するために開発されました。その後、ジャイロスコープの誘導や航空・宇宙計器の開発において不可欠な存在となりました。今日では、ジンバルシステムは海上・航空ナビゲーション、航空宇宙工学、光学・電子安定化技術など幅広い先端分野で活用されています。そしてごく近年、複雑な可動式機械構造の制御を可能とする技術として、役割が再解釈されるようになりました。



ジンバルとディファレンシャルは、どちらも1ミクロンの公差で製造されており、ユリス・ナルダンの長年のイノベーションパートナーであるMPS社との共同開発により実現しました。MPS社は、カスタムマイクロシステムのスイスにおける専門企業であり、バイオメディカルおよび航空宇宙分野のマイクロエンジニアリングにおける確固たるリーダーとして認められています。MPS社の数々の開発品の中でも、ユリス・ナルダンのディファレンシャルとジンバルシステムは、これまでで最も複雑かつ野心的なものの一つに数えられます。



フライングカルーセルに搭載した2つのトゥールビヨンを駆動することは、従来の巻き上げシステムでは不可能でした。
このような複雑機構に十分なエネルギーを供給するには、根本的に新しいアプローチが必要です。ユリス・ナルダンは、特許取得の高度に複雑なグラインダー®システムによって、この課題を解決しました。



業界で最も効率的で先進的な自動巻きシステムとして知られるグラインダー®は、わずかな手首の動きも捉え、エネルギーへと変換します。ローターは、厚さわずか0.12mmの超薄型レバーを4本備えたフレームに接続されており、従来の巻き上げシステムと比較して2倍の角ストロークを実現しています。2つではなく4つのペダルを備えた、まるで自転車のような仕組みです。結果、このシステムは卓越したエネルギー効率を維持しながら、3日間のパワーリザーブを実現します。

▼グラインダー®テクノロジー:最も先進的な自動巻きシステム
時計製造におけるシリコンの歴史は、2001年、ユリス・ナルダンの「フリーク」の発表により幕を開けました。それから20年以上が経過した現在、多くの著名な時計メーカーがこの先進的な素材を採用する中、フリークは今なお革新の最先端に立ち続けています。



軽量、柔軟、低摩擦、そして完全な耐磁性を備えたシリコンは、精度、耐久性、長期的な信頼性を高める点で明らかな利点を持っています。スーパーフリークには、2つのテンワ、2つのヒゲゼンマイ、そして2007年にユリス・ナルダンが特許を取得したダイヤモンドコーティングを施したシリコン技術であるDIAMonSIL®脱進機2点など、計10個のシリコン部品が組み込まれています。ダイヤモンドの硬度によって強化された脱進機は、年間1億5500万回以上の衝撃に耐えるよう設計されており、摩擦や衝撃に対する耐性を大幅に向上させています。特に2つのトゥールビヨン脱進機が毎時18,000振動で動作することを考慮すると、堅牢性は不可欠です。
スイス・シオンにあるユリス・ナルダンのシリコン研究所「シガテック」にて開発・製造されたこの技術は、ブランド独自の専門知識と絶え間ない革新を体現しています。

▼自社製シリコンおよびダイアモンシル® ナノシタル® テクノロジー
フリークの哲学に忠実で、12時間ごとに1回転し時間を示すアワーディスクは、スーパーフリークにも搭載されており、さらにこれまでにない進化を遂げ、透明なブルー仕様となっています。



ナノシタル®製で、白いスーパールミノバ®のインデックスがアクセントを添える透き通るデザインは、その下にある自動巻き機構をのぞかせ、美しいメカニズムを披露するとともに、時計の運動構造を強調します。
ナノシタル®は、ガラスの制御晶析により開発された光学的に透明な多結晶性素材であり、卓越した純度と際立ったハイテク特性を備えています。多くの天然宝石に含まれる主要な2つの酸化物であるSiO₂(二酸化ケイ素)とAl₂O₃(酸化アルミニウム)をベースにした高温組成により製造され、高い透明性、最適な密度、優れた硬度を兼ね備えるよう配合が微調整されています。トパーズ、サファイア、ルビーに近い比重と、標準的なガラスを上回る硬度レベルを備えたナノシタル®は、その透明性、色調、内部構造を維持しながら、卓越した耐久性を発揮します。
ライトブルーで表現されたディスクの色合いは、絶妙なバランスを保っています。現代的でラグジュアリー、そして明らかにハイテクでありながら、繊細なバイオレットのニュアンスがほのかに柔らかさを添えます。わずかに「冷たい」印象を与える色調でありながら温かみを感じさせ、ユリス・ナルダンが誇る海洋の伝統を彷彿とさせます。


[04]
ハイ・クラフトマンシップ
人の手によって形作られてきた、180年の職人技
まず装飾工房から部品が届きます。ユリス・ナルダンのオート・オルロジュリー製作においては、各部品間の必要な調整を行うため、時計を一度完全に組み立てます。その後、完全に分解し、すべての部品から微細な粒子を丹念に除去した後、最終調整のために再び組み立てられます。この徹底した工程は、精度と長期的な性能を確保するために不可欠です。

スーパーフリークの組み立てには特に厳格な工程が求められます。一つひとつの時計には60時間もの手作業を要し、その後5日間にわたる試験を経て、精密時計としての性能が確認されます。



【技術仕様】
スーパーフリーク
[SUPER] FREAK
品番:2520-500LE-3A-BLUE/3A
価格:5594万6000円(税込)
限定:リミテッドエディション世界50本

ムーブメント:自社製キャリバーUN-252(自動巻き)
・機能:時、分、秒
・自軸の周りを回転するフライングカルーセルムーブメント
・10度傾斜した2つのフライングトゥールビヨン
・2つのシリコン製テンワとヒゲゼンマイ
・2つのDIAMonSIL脱進機
・ボールベアリング付き垂直ディファレンシャル
・特許取得のジンバルシステム
・特許取得のグラインダー自動巻きシステム、ブレードテクノロジー
・チタン製ブリッジ
・白色のスーパールミノバ®を施した時分表示
・ブルー ナノシタル® アワーディスク
・部品数511個 / 石数42 石
・振動数 2 x 2.5 Hz / 2 x 18,000 V/H
ケース:ホワイトゴールド製のケース、ベゼル、およびロッカー
・ホワイトゴールド製オープンサファイアケースバック
・ケースサイズ:直径  44 mm/視覚的な厚み 12.2 mm / 全体の厚み16.54 mm
・防水性 : 30 m
ストラップとバックル
・グレーのラバー製バリスティックストラップ(白ステッチ仕様)
・ホワイトゴールド製デプロワイヤントバックル


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Watches & Wonders にて実機を拝見できました。



2つのトゥールビヨンとジンバルによる秒針駆動の機能を加えても前作のフリークSよりも小さい44mmケースに収めています。



ドーム型風防によって内部機構に対してケースの金属部分の高さを抑えています。



腕に載せてもフリークSより小さいです。



ハイテクなボックス。



巨大なエクスリン博士の顔が。
リリースから読むとフリークを発表したときのパレードのオマージュか?


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[ユリス・ナルダン]~180年にわたる既成概念への挑戦と25年間の研究開発の結晶
ユリス・ナルダンは、先駆的テクノロジーと比類なきクラフトマンシップにより、先進的なタイムピースを設計、製造するスイスの独立系高級時計製造メゾンです。1846年にスイスのル・ロックルで創業したユリス・ナルダンは、海洋探検に不可欠な高精度計時機器でその名声を確立しました。5世代にわたり、ナルダン家は世界で最も信頼性の高いマリンクロノメーターを製造し、これらは世界有数の海軍に信頼され、測地学、天文学、地球科学などの分野の科学者に重宝されてきました。
ユリス・ナルダンは、クロノメトリー、自社製ムーブメントの開発および素材の研究開発において革新をリードし、4,300以上の技術とデザインの賞を受賞してきました。また、マニュファクチュールは、ジャックマール・オートマタを搭載した初めてのチャイム機構時計や、「アストロラビウム・ガリレオ ガリレイ」、そしてリューズで前後調節が可能な世界初の永久カレンダーなどの画期的なタイムピースを世に送り出しました。シリコンを時計製造に初めて採用した先駆者であるユリス・ナルダンは、さらに革命的な表面処理技術であるダイヤモンシル(DiamonSil®)を開発しました。
2001年に登場した「フリーク」は、高い技術力と卓越したクラフトマンシップを融合し、ユリス・ナルダン独自の哲学を体現しています。それから20年以上の時を経て、「フリーク ワン」はジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリで「アイコニックウォッチ賞」を受賞しました。姉妹メゾンのジラール・ペルゴとともに、初の独立系時計マニュファクチュール集団を形成しているユリス・ナルダンは、常に時計製造の限界を押し広げ、豊かな伝統を持つブランドとしての期待を再定義し続けています。世界中にブティックを展開し、ジュネーブ、シリコンバレー、ドバイ、上海に旗艦店を構えています。
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