独立時計師ブランドとして注目の『ペテルマン ベダ』が鮮烈デヴュー~ 「アワーグラス銀座」の日本国内取扱い開始を記念し、2種の限定モデルを発表
From : PETERMANN BÉDAT (ベテルマン ベダ)スイス発の独立時計師ブランドとして注目の『ペテルマン ベダ』の日本国内取り扱いを「アワーグラス銀座」が開始〜取り扱い開始を記念し、日本限定モデル『リファレンス1826』を製作・発表
「アワーグラス銀座」は、独立時計師の若きホープ2名によるブランド『ペテルマン ベダ』と公式パートナーとしての契約を締結し、その取り扱いを開始。これを記念し、同ブランドは「アワーグラス銀座」の日本限定モデル『リファレンス1826』の2モデルの製作を発表しました。
創作の哲学
ガエル・ペテルマンとフロリアン・ベダにとって、「シンプルさ」とは意図的であり、同時に高度な要求を伴う探求です。 最初に彼らが自問したのは、「過去と現在の双方によって形成された時計製作の世界において、いかに記憶に残る三針時計を生み出すか」という問いでした。
技術的制約から解き放たれたことで、課題は“意志”と“表現”へと移行します。彼らが選んだのは、加えることではなく、研ぎ澄ますこと。プロポーションの明瞭さと、抑制の中に宿る力を追求しました。本作は削減の結果ではなく、精度の結晶です。 本質的な要素だけに焦点を当て、それらを明確な意図をもって具現化しています。
『リファレンス1826』は、2025年10月に発表された『リファレンス1825』に対する新たな解釈を提示しているモデルです。本モデルは、オリジナルモデルの精神と技術的完全性を継承しつつ、プロポーションを洗練させ、独自の美的表現を新たに加えています。
『リファレンス1826』製品概要
・ケース
従来確立されてきたデザイン言語を忠実に踏襲しながら、ケースは直径36.4mmへと再構成され、よりコンパクトで控えめな存在感を腕元にもたらします。
この進化は、長年抱いてきた意図の自然な延長線上にあります。ガエル・ペテルマンとフロリアン・ベダは、ヴィンテージタイムピースの修復に携わる中で、1930年代から1970年代にかけて製作された時計のプロポーションに深い価値を見出してきました。この時代には、小径ケースや型にはまらないデザインがごく自然に存在していました。そのため、よりコンパクトなケースサイズの導入は、彼らにとって必然的な選択でした。
ケース素材にはローズゴールドまたはホワイトゴールドを採用し、ペテルマン ベダのアイデンティティを体現しながら、プロポーションにおける新たな章を切り開いています。

アワーグラス銀座でのプレゼンテーション時にWMOの撮影(※以下の写真も同様)
・ダイヤル
『リファレンス1825』で導入された基本原則を保持しつつ、ともにシャンルヴェ・エナメル技法を用いたダイヤルには繊細な改良を加えています。
ホワイト・アイボリーエナメル仕様では、柔らかく発光するような奥行きが際立ち、グラン・フー・エナメルの豊かな質感とローズゴールドによるセクターレイアウトの構築的な表情が見事に融合しています。

一方、ホワイトゴールドケースに組み合わされるブラック・エナメルダイヤルは、より抑制的で現代的な印象をもたらします。不透明でミニマルな表情が視認性とグラフィックな精度を強調しつつ、メゾンが重視する奥行き、光、質感への配慮は確実に受け継がれています。

・ムーブメント
本ムーブメントは、追加の複雑機構を排し、意図的にシンプルなキャリバーとして設計されています。その挑戦は、機能ではなく「かたち」にあります。
工房で修復してきた懐中時計から着想を得たペテルマンとベダは、クラシカルな要素を再解釈し、独自のアイデンティティを備えたムーブメントを生み出しました。
建築的構成は、左右対称性を起点に、鐘形のセンタースティールブリッジへと収斂し、そこから意図的に制御された視覚的な変化へと展開します。

オーバーサイズのルビー受け、スワンネック緩急針、そしてすべて手作業で仕上げられたディテールは、本作を象徴する要素です。『リファレンス1825』と同様、すべての歯車には無垢ゴールドが用いられています。
【スペック】
リファレンス1826
価格:CHF 96’000.- (税別)
限定:
ローズゴールド/ホワイト・アイボリーエナメルダイヤル:5本
ホワイトゴールド/ブラックエナメルダイヤル:5本

ケース:ローズゴールド、またはホワイトゴールド
・ケースサイズ:36.4mm /厚 10.15mm(風防含む)
・ボックス型サファイアクリスタル(反射防止加工)
ダイヤル/針
・ダイヤル製作:オリヴィエ・ヴォシェ
・ダイヤルプレート:ホワイトゴールド、またはローズゴールド
・ブラックエナメル、またはホワイト・アイボリーエナメル PBロゴ
・分・秒トラックはプリント
・時・分・秒針:ローズゴールドまたはステンレススチール製
・手仕上げ
バックル:ローズゴールド、またはホワイトゴールド
ムーブメント:キャリバー233(自社製/手巻き)
・ジャーマンシルバー製メインプレートおよびブリッジ
・ステンレススチール部品、無垢ゴールド製輪列、ブレゲヒゲゼンマイ
・ムーブメントサイズ:径 30.00mm
・パワーリザーブ:約56時間
・振動数:18,000振動/時
・石数:21
装飾
・ブリッジ:コート・ド・ジュネーブ(手磨き面取り)
・地板:サンレイ仕上げおよびペルラージュ
・スチール部品:全面手作業による面取り、ポリッシュ、ブラックポリッシュ
・歯車:サーキュラーグレイン、スポークは手磨き面取り
・テンプ:サーキュラーグレイン
・香箱およびラチェットホイール:スネイル仕上げ
ガエル・ペテルマン & フロリアン・ベダ
二人の友情は、ジュネーブ時計学校で同じ作業台を共有した頃に始まりました。その後、ドイツ・グラスヒュッテではしばらくルームメイトとして生活を共にし、A.ランゲ&ゾーネにて高級時計製作の技を磨きました。スイスに戻った後も工房を共有し、やがてブランドを立ち上げることで、相互の敬意と友情による特別な絆を確固たるものとしました。

ランゲ時代について語るガエル
彼らの工房
二人は、ガエルの育ったローザンヌ郊外の村、ルナンに工房を構えました。華やかな高級ブティックが連なるジュネーブ市内でもなく、他ブランドの工房が密集しているジュウ渓谷でもない、適切な時間の流れを持つ、静かな場所です。グラスヒュッテからの帰国後、彼らはこの地に腰を落ち着けました。

工房について語るフロリアン
技術と経験
A.ランゲ&ゾーネで専門性を磨いた後、二人はオークションハウスでの懐中時計および腕時計の修復を通じて、古典的時計製作の世界に深く没頭しました。彼らの工房は、近年オークションで取引された数々の重要なコレクターズピースが生まれた場でもあります。
哲学
彼らの目標は明確です。それは、伝統に根ざしながら現代を生きる、独自のコンテンポラリー・ウォッチメイキングのビジョンを前進させること。過去の巨匠たちへの限りない敬意を持ち、その参照点は常に卓越した懐中時計にありますが、同時に、技術的完成度、人間工学、美学を融合させながら、独自の探求を続けることを何よりも重視しています。

主要作品
2017年、ガエル・ペテルマンとフロリアン・ベダは、自社初のムーブメントを搭載したファーストウォッチ、『リファレンス1967』を発表しました。三針でありながら、デッドビートセコンドという一つの複雑機構を備えたキャリバーです。

Ref.1967
その完成過程において、すでに次なるステップが構想されており、その建築思想は、2023年に発表されたシングルプッシャー・スプリットセコンド・クロノグラフ(ジャンピングミニッツカウンター付き)、『リファレンス2941』へと引き継がれています。
美学
ガエル・ペテルマンとフロリアン・ベダの時計は、それ自体がシグネチャーです。構造、デザイン、素材、仕上げ、ムーブメント、ダイヤル、針、ケース──あらゆる段階と細部において、明確なスタイルが貫かれています。無数の時間を費やした思索と試行錯誤の末に生み出されるその結果は、自明で調和に満ち、クラシックかつエレガントでありながら、19世紀の趣と独創的な衝動を併せ持ちつつ、決定的に21世紀的です。

リファレンス1826の原型となったRef.1825
【お問い合わせ】
アワーグラス銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座6-6-5 HULIC &New GINZA NAMIKI6 8階
営業時間:12:00〜19:00
定休日:日曜・月曜
TEL:03-5537-7888
https://www.thehourglass.com/ja-JP
BRANDS :
MODELS :





COMMENTS
コメントを投稿する
※ 匿名(ニックネーム可)での投稿も可能となっております。