M.A.D.Gallery 15周年に、マーティン・スミス「Solar Orbiter」ウォッチワインダーコラボが登場

 From : MB&F (エムビー アンド エフ )

M.A.D.Gallery 15周年~今回はマーティン・スミス「Solar Orbiter」ウォッチワインダーコラボが登場

15 JOURNEYS AROUND THE SUN
マーティン・スミス - 「Laikingland」


M.A.D.Galleryでは15周年となる今年、複数のメカニカルアーティストをお招きして特別エディションを発表いたします。ベルリンを拠点に活躍するデザイナー、フランク・ブッフヴァルド氏、そしてメカニックな太陽というアイディアをベースに作られた作品「ML15」で幕を開けたクリエイティブなお祝い。それに引き続く今回は「Solar Orbiter」ウォッチワインダーを基にM.A.D. Galleryが太陽の周りを旅する15のルートを表現するイギリス人デザイナー、マーティン・スミス氏が登場します。



ブッフヴァルド氏同様、スミス氏もM.A.D.Galleryの創設期からデザイナーとして活躍、生涯の友人であるエンジニア、ニック・レーガン氏とのクリエイティブなコラボレーション「Laikingland」はブランドに大きく貢献した存在です。「Laikingland」が手がけるナンセンスで笑いあり、取るに足らないテーマで遊びを加えたキネティックスアートは、ギャラリーへ機械的で無邪気な雰囲気をもたらしました。その他「The Applause Machine」、そしてニック・ラマージュの設計による「Fingers」といった作品が誕生しました。



「Solar Orbiter」ウォッチワインダー
今回のアニバーサリー作品としてスミス氏が設計、製造したのは、ウエストヨークシャーにある自身のスタジオから飛び出した彫刻を思わせるウォッチワインダーです。元々は、ごく純粋にM.A.D.Galleryの15周年を刻むキネティックアートを作る、というところからスタートしました。そして風力を活かした作品に取り組んでいたスミス氏が自ずと導かれていったのは「太陽」というアイディアだったのです。「設計を見たマックスが、ウォッチワインダーにできないかと尋ねました。自分でもそのイメージがやってくるように感じていたので、おもしろいものですよね!」スミス氏は笑顔で話します。



「Solar Orbiter」について、スミス氏は「カオスでありながら思わず惹きつけられてしまう、複雑で少し風変わりな構造」と表現します。目を光らせると拍手する手やハートなど、全てのパーツはスミス氏、そして「Laikingland」がM.A.D.Galleryのために作り上げたものを組み合わせたものであることがわかります。相互交換が可能なパーツでできたおもちゃを愛する心から生まれるデザイン、そして太陽光がエネルギーとして確立する遥か昔、1950年代に太陽を動力とする可能性を知らしめることとなったアルミ製「Eames Solar Do-Nothing Machine 」の魂を閉じ込めた作品となっています。



スミス氏にとって大切なこと、それはメカニズムがウォッチのムーブメントに似てはならないということでした。当初は15周年にちなみ15のホイールを想定していましたが、アートとして機能するには十分な数ではなかったのです。スチール、アルミ、ブラス、彫りを施したウッド ― 各アイテムに使用されたハンドメイドパーツは300を超え、ハートや手、星は取り外して位置を変えることができるようになっています。縦60 cm、横と奥行きは40 cm、異なるスピードで回転しながら電力を供給するカスタム仕様で、作動音は全く気になりません。シリアルナンバーの入った限定10台のみの展開。それぞれ、外側の「Solar Orbiter」のスクリーンプリントが印象的な特別ケースに入れてお届けいたします。



「姉が夫といっしょにスクリーンプリントの事業に携わっていることもあり、ケースの外側に『Solar Orbiter』とスクリーンプリントを加えることにしました。壁に設置してもキマるほどの出来映え、逆に今度は配送中にケースが破損するのでは…と不安が襲ってきました。最終的にボックスはダンボールで保護する形でお届けします」とはスミス氏の言葉。また、オリジナル作品である証としてボックスの内側にシリアルナンバーとサインがプリントされています。



キネティックアートでありながらオロロジュリーアクセサリーとしての顔も持つ「Solar Orbiter」。機械的でクリエイティブな力をあらゆる形式で落とし込み、M.A.D.Galleryが創業以来確立してきた魂を閉じ込めた集大成です。マーティン・スミスが手がけた最新アートには、想像力、エンジニアリング力、遊びごころ ― 全てが融合したメカニカルアートに宿る感動を思い起こす力があります。





[マーティン・スミス]
ウエストヨークシャーを拠点に活動するイギリス人アーティスト、マーティン・スミスは人々がどのように空間を感じ取り、解釈するかを大切にした作品を手がけています。彼の手が生み出す大規模な作品には建築の要素を取り込まれ、作品の機械的な動き、そしてその動きが周りの空間の関係性を変えていく様子を通し、見る人にアクティブに働きかけるのです。その一方で連続性、正確さ、制約を加えた理想主義的オブジェクトやスペースといったテーマを検証するキネティックデバイスの制作にも取り組み、それが今のスミス氏の作品のコンセプトの核になっているのです。

M.A.D.Galleryのコンセプト
M.A.D.Galleryがジュネーブの歴史地区に誕生したのは、2011年10月のこと。チェーンという形でブランドのブティックを展開するのではなく、MB&F のオロロジカル・マシーンを解説できる、魅力のある方法を探求することを視野に入れたものでした。実際、創立当初はMB&F のリテールパートナーが3Dでキネティックなオロロジカル・マシーンを説明するのに苦戦していました。創業者 マキシミリアン・ブッサーはこの状況を打開すべく、アートギャラリーであれば販売することに関心があるのではないかと模索していました。しかし、ギャラリー経営者は初期のオロロジカル・マシーンは見つめ「これはアートではない、ただのウォッチである」と門前払いにしたのです。

必要は発明の母
ブッサーはそれでもくじけることなく、ウォッチのストーリを語れるよう全ての形で機械芸術をまとめ上げた自身のギャラリーをオープンすることを決意しました。MB&F にはリテール経験者もアートギャラリーで働いていたスタッフもいませんでしたが、計画が頓挫することはありませんでした。
ブッサーはスタンスの近いアーティストを探すため、その後の数か月に渡り世界を旅しました。そしてギャラリーに迎える初のクリエーターとして白羽の矢が立ったのは、ヴィンテージバイクのエンジンを非常に精密な「ロードマシーン」へ変貌させることで知られる日本人アーティスト、永田力氏でした。また、他に初期のパイオニアアーティストとして名前を連ねたのが訴求力を持った「Machine Light」のフランク・ブッフヴァルド氏、そして遊びの効いたキネティックアートのクリエイティブレーベル、Laikingland。以降、たくさんのアーティストが後に続くこととなります。



ブランド初となるジュネーブギャラリーは「Mechanical Art Devices (メカニカルアートデバイス)」の頭文字を取って「M.A.D.Gallery」となりました。しかし。この時点ではM.A.D.Galleryが成功するかどうかは誰にもわからなかったのです。「スタートの段階では、理にかなった場所を作ることの方に興味が向かっていて、心のどこかでわずかにアートを購入してもらえたら…という希望はあった―でも本当に買ってくれる人がいるのか、全く見当もつかなかったんだ」とブッサーは語ります。「僕らは準備万端の状態からは程遠かった。クレジットカードの決済システムも導入していなかった。だから、オープンから1週間後、あるお客様がメカニカルアートデバイスを購入したいと言ってくださったとき、現金でのお支払いをお願いしたほどだったよ」

マインドの似た人々を1つの空間に集結させるというアイディアは、純粋にMB&Fのオロロジカル・マシーンを解説する当初の目的を超え、どんどん成長していくこととなりました。M.A.D.Galleryは、従来のアートギャラリーシーンに作品がフィットしない、という悩みを抱えたアーティストのための「家」となったのです。また、コラボレーションのプラットフォームとしてReuge、L’Epée 1839といったパートナーとの共同作品につながっていくこととなりました。これで終わりではありません―時計を愛するMB&Fコミュニティのミーティングスポット、ふらっと立ち寄って常に入れ替わるメカニカルアートデバイスの数々に新しい発見を見い出す場所へと発展を遂げました。現在では幅広いMB&F ワールドの中心、あり、活動の拠点となっています。

15周年
2026年、「M.A.D.Gallery」は15周年を迎えます。ジュネーブでの立ち上げを皮切りにドバイ、そして台北、シンガポール、パリ、ビバリーヒルズ、そしてメンロパーク(シリコンバレー)ではよりコンパクトなフォーマットになった「MB&F Labs」を展開する旅でした。
この重要な通過点を記念して「M.A.D.Gallery」では特別に15周年限定エディションとして複数のメカニカルアートを新たに作り上げることとなりました。第1弾は、ベルリンを拠点に活躍し、ギャラリーの初期貢献者の1人でもあるドイツ人アーティスト/デザイナー フランク・ブッフヴァルド氏です。


[技術仕様]
Solar Orbiter ウォッチワインダー
限定:世界限定10台

サイズ:横 40cm、縦 60cm、奥行き 40cm
素材:パウダーコーティング加工を施したスチール、ステンレス、アルミ、ブラス、彫り加工を行ったウッド、モーター、カスタムエレクトロニクス。
電源:12V DC、プラグイン変圧器経由。
[追加の特徴]
各作品には300を超えるハンドメイドパーツを使用。
安全に配送、保管できるよう正確なカットを行ったフォーム補強材をあしらったオーダーメイドウッドケースに作品を入れてお届けいたします。合わせてお届けするスクリーンプリント入りA2 正規品証明書には、アーティストの直筆によるサインとシリアルナンバーが入ります。


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