アワーグラス本社主催、IAMWATCH2026(2026年11月12日-15日)のプログラム発表~独立系時計ブランドがシンガポールに集結

 By : THE HOUR GLASS

アワーグラス本社主催、独立系時計ブランドを集結したIAMWATCH2026(2026年11月12日〜15日@シンガポール)のプログラム発表

IAMWATCH 2026が、11月12日から15日までThe Singapore EDITIONで開催されます。第2回目となる今回は、The Hour Glassにゆかりのある時計製作者や関係者など45名が集います。今回もまた、時計そのものだけでなく、それを生み出す人々にスポットライトが当てられます。11月13日から15日までの一般公開3日間にわたり実施されるIAMWATCH 2026のプログラムでは、対談、講演、テーマ別GTG(Get-Together)、映画上映、マスタークラスが行われます。参加登録は現在、iamwatch.comで受け付けています。

2024年のIAMWATCHでは独立系アルティザナルウォッチメーカー(独立時計師ブランド)そのものに焦点が当てられました。2026年は、クラフツマンシップを育むネットワークに焦点が移ります。なぜなら、独立性は相互依存によって成り立っているからです。 本プログラムでは独立系アルティザナル時計製作を支える人間関係、知識、歴史、そしてそれを守り続ける作り手たちに光を当てます。

CONVERSATIONS(対談)
対談セッションでは、独立系アルティザナル時計製作が現在直面している課題について、モデレーターの進行のもとで議論が行われます。

金曜日は、「I Want to Make My Own Watch. Now What?(自分の時計を作りたい。ではその次は?)」から始まります。

Alex Rosenfield、Mehmet Korutürk、Pierre Biver、William Massenaが登壇し、Manuel Emchが進行役を務めます。時計を作るという決断の後に待ち受ける資金調達、サプライヤー、小売店、価格設定、生産体制、そして最初の顧客獲得について語り合います。
続く「The Morteau Generation(モルトー世代)」では、Rémy Cools、Théo Auffret、Thomas Aubert、Victor Monninが登壇し、Mark Kauzlarichが進行を務めます。フランスのモルトー地方で受けた教育、その後に築かれた人間関係、そしてこの世代を生み出した環境を次世代に伝える事が出来るのか、あるいは再現可能なものなのかについて議論します。

土曜日は、発明と継承がテーマです。
「Who Actually Invents Anything Anymore?(いまなお本当に発明をしているのは誰なのか?)」では、Andreas Strehler、Kari Voutilainen、Rexhep Rexhepi、Roger W. Smithが登壇し、Wei Kohがモデレーターを務めます。本当の意味での発明は依然として可能なのか、改良と発明の境界線はどこにあるのか、そしてコレクターはその違いを認識できるのかについて問いかけます。

続く「The George Daniels 100 Screening & Conversation」では、Phillips in Association with Bacs & Russoの依頼により制作された短編映像が上映されます。その後、Su Jia Xianの進行のもと、Aurel BacsとRoger W. SmithがGeorge Danielsの人生、仕事、遺産について語り合います。そして彼が、ひとつの潮流を切り開いた先駆者だったのか、それとも唯一無二の存在だったのかを考察します。

日曜日は、未来に目を向けます。
「What Should Watches Made in 2026 and Beyond Look Like?(2026年以降の時計はどのような姿であるべきか?)」では、Gautier MassonneauとMing Theinが登壇し、Constant Kwongが進行を務めます。過去ではなく現在のために時計をデザインすることの意味を探ります。

「Does Independence Need the Groups?(独立系はグループ企業を必要としているのか?)」では、Antoine Pin、Karl-Friedrich Scheufele、Matthieu Haverlan、Maximilian Büsserが登壇し、Aymeric Lacroixがモデレーターを務めます。独立系アルティザナルメーカーと大規模ブランドはライバルなのか、互いの支援者なのか、それとも同じエコシステムの一部なのかを検証します。また、自律性をどこで維持する必要があるのかについても議論します。

LECTURES(講演)
6つの講演では、独立系アルティザナル時計製作を支える人々、技術、歴史についてさらに深く掘り下げます。
Carlos Torresは、精度と時計製造における評価制度をテーマに2つの講演を行います。
・「Régleurs: Watchmaking's Invisible Masters of Precision」
天文台コンクール向けクロノメーターの調整を担った専門職「レグルール」に焦点を当てます。彼らの名前はしばしば文字盤上の名前の陰に隠れ、その存在は見過ごされてきました。
・「The Precision Olympics: The Observatory Competitions and the Making of Horological Prestige」
ヌーシャテル、ジュネーブ、キュー、ハンブルク、ブザンソンなどの天文台コンクールを取り上げ、それらがどのように精度を測定し、時計業界の名声を築き上げたのかをたどります。

「Standing on Tradition – The Historical Development of Innovation in Watchmaking」
Andreas Strehlerは、時計製作における確立された手法が、時代とともにどのように問い直され、適応され、発展してきたのかを考察します。

Roger W. Smithは、師であるGeorge Danielsをテーマに2つの講演を行います。
・「Life & Times of George Daniels」
George Danielsが製作した時計を通して、その人生、思想、そして仕事の進め方を探ります。
・「The Co-Axial – From Idea to Reality」
コーアクシャル脱進機が、ひとつの実験的なアイデアから量産可能なシステムへと発展していく過程をたどります。

「18th & 19th Century French Precision Horology」
Rémy Coolsは、18世紀から19世紀のフランス高精度時計製作を取り上げます。当時の時計師たちと技術革新を検証し、彼らの精度追求がその後の時計製作にどのような影響を与えたのかを考察します。

GET-TOGETHERS、映画上映、ソーシャルイベント
GTG(Get-Together)は意図的にシンプルな集まりとして企画されています。アジェンダもなく、公式な討論もありません。あるのは時計と人だけです。

金曜日には、ペントハウスで「The OGs」が開催されます。
Andreas Strehler、Felix Baumgartner、Kari Voutilainen、Martin Frei、Maximilian Büsser、Roger W. Smith、Sylvain Pinaud、Vianney Halterをはじめとする、確立された地位を持つ時計製作者たちが集まります。
土曜日には、ペントハウスで新世代の時計製作者たちによる「The Young Guns」が開催されます。
参加者には、Alexandre Hazemann、Alexis Ramel-Sartori、Anton Suhanov、Gaël Petermann、Gautier Massonneau、Mathieu Cleguer、Rémy Cools、Reuben Schoots、Théo Auffret、Thomas Aubert、Victor Monnin、Yosuke Sekiguchiらが名を連ねています。

コレクターや愛好家には、自身のコレクションから時計を持参し、それらについて語り合い共有することが推奨されています。

映画プログラムは週末を通じて実施されます。
土曜日の夜には、George Daniels生誕100周年を記念して、『The Watchmaker's Apprentice』が上映されます。この作品は、Roger W. SmithとGeorge Danielsの関係を描いた作品です。上映後にはWonder Roomでカクテルが提供されます。
日曜日には、『Man of the Hour』が上映されます。
この作品では、Maximilian Büsserの歩みと、MB&Fを形作ってきたコラボレーションの数々が描かれます。上映後には、MaxとWei Kohによるステージ対談も行われます。

一般公開日の3日間を通じて、来場者はスイス連邦認定マスターウォッチメーカーであるMichael Dubsによる時計製作マスタークラスにも参加できます。参加者は同氏の指導のもとで機械式ムーブメントを実際に組み立て、作業したムーブメントと参加証明書を持ち帰ることができます。

また、毎晩IAMWATCH 2026はOutdoor Deckで開催されるSunset Socialへと移ります。食事やドリンク、ライブミュージックを楽しみながら、特別な予定のない数時間を参加者同士で過ごすことができます。また、両腕に時計を着ける「ダブルリスト」での参加も歓迎されています。

これらのプログラム全体を通じて、時計製作者たちが現在向き合っている課題、受け継がれてきた歴史と技術、そして独立系アルティザナル時計製作を存続させる人間関係の重要性が示されます。

IAMWATCH 2026は、2026年11月12日から15日までThe Singapore EDITIONで開催されます。一般公開日は11月13日から15日です。入場は無料です。
ドレスコード:両腕に腕時計着用推奨、リゾートカジュアル。



【お問い合わせ・連絡先】
ザ アワーグラスジャパン株式会社
ginza@thehourglass.com