Hモーザー新作「エンデバー・ミニッツリピーター シリンドリカル トゥールビヨン スケルトン コズミックレイン」~光の中に浮かび上がる精密機械

 From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)


エンデバー・ミニッツリピーター シリンドリカル トゥールビヨン スケルトン コズミックレイン~光の中に浮かび上がる精密機械

H. モーザーでは、卓越した機械技術だけでなく、心が動かされる感情の双方を通じて、高級時計製造の真髄を表現しています。シャフハウゼンを拠点とするマニュファクチュールである H. モーザーは、エンデバー・ミニッツリピーター シリンドリカル トゥールビヨン スケルトン コズミックレインを発表します。ブランドを代表する最も複雑なモデルの一つを、時計製造の卓越性と芸術性あふれる職人技が融合し、再解釈した 20 本限定のタイムピースです。40mm のチタン製ケースに収められたこの1本は、ダイアル側に配置されたミニッツリピーター、円筒形のひげゼンマイが組み込まれたフライング トゥールビヨン、フルスケルトンの手巻きムーブメントが搭載されています。さらに、繊細なマザー・オブ・パールの象嵌を施した小さなアベンチュリン ダイアルが芸術的な彩りを添えます。音、動き、光が交差するこのモデルは、時計製造という芸術の多彩な表情を映し出し、伝統、革新、クラフトマンシップの融合を讃えています。


この特別なタイムピースの主役は、ミニッツリピーターです。従来はムーブメントの裏側に隠れていたハンマーとゴングをダイアル側に配置しました。この独自の設計の実現には、機構を可能な限り見えるようにしつつ非の打ちどころのない音響品質を確保できるよう、キャリバーの構造を根本から見直す必要がありました。その美しい音色は、精緻なスケルトン加工によって姿を現した機構の美しさと響き合います。オープンワークが施されたブリッジ、軽量化された構造、遮るものの無い設計により、視線はムーブメントの奥へと自然に導かれます。何ひとつ隠されることなく、その精緻な機構が惜しみなく姿を現します。



2 時位置には、こうした開放的な構成の中でアクセントを添えるように小さなドーム型のアベンチュリン ダイアルが配され、奥行きと豊かな表情により、一瞬にして視線を惹きつけます。何世紀にもわたるガラス製造の伝統を受け継ぐアベンチュリン ガラスは、素材の中に小さな銅の結晶を封じ込める複雑な工程によって独特のきらめきを放ちます。このモデルでは、2 色のアベンチュリン ガラスの小片をドーム型のベースに手作業で施し、H. モーザーならではのフュメ グラデーションを生み出した後、複数回にわたる焼成工程を経て仕上げられます。



最初の工程を終えると、ダイアルは非常に繊細な次の工程へと進みます。マザー・オブ・パールを薄く切り出してわずかに湾曲させたものを、ダイアルの輪郭に沿って、あらかじめ彫刻を施した表面に沿って組み込んでいきます。その繊細に虹色を帯びた輝きは、まるでアベンチュリンの奥深くへと溶け込むかのような、夜空に降り注ぐ星々を思わせます。一枚一枚を丁寧に配することで、この小さなダイアルは、ガラスと光、そして異なる素材が織り成す唯一無二の構成美を描き出します。

この芸術性は、時計の機構と競い合うためではなく、その魅力をより引き立てるためにあります。ミニッツリピーターが聴覚に訴え、トゥールビヨンが精密な動きを表現する一方で、アベンチュリンとマザー・オブ・パールは視覚に語り掛けます。3 つの異なる言語が、ひとつの時計の中で見事に調和しています。



この音と視覚が織り成す構成に、円筒形のひげゼンマイを組み込んだミニッツ フライング トゥールビヨンが加わります。18 世紀の航海用クロノメーターに起源をもつこのひげゼンマイは、テンプ軸の上部に沿って垂直に立ち上がる仕組みです。その同心円状の形状は等時性を高めるとともに、今では極めて希少となった高度な職人技を物語っています。姉妹会社プレシジョン・エンジニアリング社が手がけた円筒形のひげゼンマイは、従来のひげゼンマイよりはるかに長い時間を要する高度な工程を経て、一つひとつ手作業で成形されます。



フルスケルトンの自社製手巻きキャリバー HMC 909 が駆動するエンデバー・ミニッツリピーター シリンドリカル トゥールビヨン スケルトン コズミックレインは、音を極めた技、精緻な動き、職人技の美しさという、それぞれに異なる卓越性の融合を体現しています。



まさに、疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。





【仕様】
 エンデバー・ミニッツリピーター シリンドリカル トゥールビヨン スケルトン コズミックレイン
リファレンス 1909-0501
予定価格:75,075,000円(税込)
限定:世界20 本限定
[特徴]
チタン製モデル、スケルトン メインダイアル、フュメ仕上げとマザー・オブ・パールの象嵌を施したアベンチュリン製サブダイアル、グレーのアリゲーター レザーストラップ

ケース:チタン
・ケースサイズ:直径 40.0 mm/厚 14.4 mm
・サファイアガラス
・テフロン製ランナー付きスライドボルト
・サファイアガラスのシースルー ケースバック
・「M」で装飾されたリュウズ
ダイアル:フルスケルトン メインダイアル
・2 時位置のアベンチュリン製ドーム型サブダイアル、フュメ仕上げとマザー・オブ・パールの象嵌入り
・ダイアル側にハンマーとチャイム
・リーフ型針の時針および分針
ムーブメント:立体構造のキャリバー HMC 909(手巻き・フルスケルトン)
・ムーブメントサイズ:径 33.0 mm/厚 9.6 mm
・振動数:21,600 振動/時
・35 石
・415 個の部品
・パワーリザーブ:90 時間
・手作業による仕上げと装飾が施されたムーブメントおよび部品
・円筒形のひげゼンマイ
・6 時位置のミニッツ フライング トゥールビヨン、スケルトンブリッジ
・ミニッツリピーター
機能:時針および分針
・時、15 分単位、分をチャイムで告げるミニッツリピーター
ストラップ:手縫いのグレーのヌバック仕上げアリゲーター レザー
・H. モーザーのロゴが刻印されたチタンのピンバックル



【お問い合わせ】
H.モーザージャパン株式会社
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1霞が関コモンゲート西館32階
TEL. 03-6807-5880



H. MOSER & CIE.(H. モーザー)
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 120 名の従業員を擁し、20 個の自社製キャリバーを開発、年間に 4,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。
H. モーザーは、Heinrich and Henri Moser 基金の支援を受け、創業一族の歴史を継承し、その記憶を守り続ける活動に積極的に取り組んでいます。Heinrich Moser の子孫によって設立され、現在もなお一族によって運営されている本基金は、家族の歴史を後世に伝えるとともに、歴史的遺産を収集・展示しています。これらは、かつて Heinrich Moser 一族の邸宅であったシャルロッテンフェルス城に設けられた Moser 博物館に収蔵されています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding は H. モーザー、Hautlence、アジェノー社という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。